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Japan Federation of Milk Processors Co-operatives


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 毎日飲んでいる牛乳類は、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」及び「飲用乳の表示に関する公正競争規約(景品表示法に基づき公正取引委員会の認定を受けた業界の自主ル−ル)」によって、種類やその成分規格・製造法・保存方法・表示基準が定められています。
 牛乳類の種類別は、以下のように表示が分かれています。

牛乳類の成分規格(平成15年6月25日公布)
種類別名称 生乳の
使用割合
成  分 衛生基準
乳脂肪分 無脂乳
固形分
細菌数
1ml当り
大腸菌群
牛乳 生乳100% 3.0%
以上
8.0%
以上
5万
以下
陰性
特別牛乳 3.3%
以上
8.5%
以上
3万
以下
成分調整牛乳 - 8.0%
以上
5万
以下
低脂肪牛乳 0.5%以上
1.5%以下
無脂肪牛乳 0.5%
未満
加工乳 - -
乳飲料 - 乳固形分
3.0%以上
3万
以下


牛乳  生乳100%を原料とし、成分無調整で、乳脂肪分3.0%、無脂乳固形分8.0%以上のものをいいます。

特別牛乳  “特別牛乳搾取搾乳処理業の許可を受けた施設”で搾取した生乳を処理して製造したもので、極めて限られたルートで販売されています。

成分調整牛乳  生乳から成分(水分、乳脂肪分等)の−部を除去したものです。

低脂肪牛乳  成分調整牛乳であって、乳脂肪分を除去したもののうち、無脂肪牛乳以外のもの。

無脂肪牛乳  成分調整牛乳であって、ほとんどの乳脂肪分を除去したもの。

加工乳  生乳、牛乳、特別牛乳や、これらを原料として製造された乳製品(クリーム、濃縮乳、バター、脱脂粉乳、全粉乳等)を用いて成分を調整加工したものです。濃厚乳や低脂肪乳などが主体で、生乳使用割合は「50%以上または未満」と表示されます。

乳飲料  生乳、牛乳、特別牛乳や、これらを原料として製造された乳製品を主要原料に乳固形分が3.0%以上含まれるものです。果汁や甘味等を加えたものや鉄分やカルシウム等栄養強化したもの等さまざまな商品があり、生乳使用割合は「50%以上または未満」と表示されます。

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